昨日から4周年記念に過去の人気記事をひっぱりだし、
「ああ、ここが今と変わっている!」とか、
「これは、さらに深まっている!」などと
あれこれつけ加えたり解釈しようという
本当に面白いかどうかはちょっと疑問の企画を始めています。
これは、約4年前の6月の記事ですが、
書いた当時は、読んでいる人がほぼだれもいなかったので
シーンとしていました。
その後、「あれ、わかるー」などと言われることが多かったです。
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多くの女性たちは、淡々とこなしているふりをしながら家事に携わり、
怒りや迷いや悲しみを何度も何度も何度も何度も反芻し、
自分の過去と現在と未来を何度も何度も行きつ戻りつ、
その繰り返しに自分自身もほとほと飽きたころ、
離婚を決めるのかもしれないなあ。
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・・・なんて書いていますね。
これは、そんなに、はずれていないんじゃないかなあ。
たとえば、自分の下着を洗濯して干してたたむときも、
「ああ、そろそろ新しいものを買わないとなあ」とか、
「少しはキレイな色も着ないと、女っぷりがあがらないわー」
なんて自分自身の毎日に思いをはせ、
ときには、これまでの人生まるごと反省して
落ち込んだり、発奮することがあるように、
洗濯という一連の行為は、
夫や息子や娘や母や父や、そのほか、だれであっても
その下着や服を身につける「人」の行動や暮らしぶりや自分への対応の細部を
思い返すことにつながり、
思いをはせることにつながり、
その人と自分の関係を反芻することにつながる。
同じく、掃除であれ、料理であれ、
そういう性質があるように思います。
家事は、それがよい感情であれ、憎悪であれ、
家族一人ひとりを「思う」時間を重ねることであり、
家事をまったくしないことは、
家族のそれぞれを「思わない」時間を重ねることでもある。
家事、育児って、ハッピーな思い出だけを編むんじゃない。
陰影のある複雑な織物を編むのですよねー。
それって、思索を深めるってことなのかもしれません。
こちらも合わせて読んでいただければ、
より一層、おもしろく思っていただけるかもしれません。
(わたし、ずーっと同じこと言ってるな。成長なし(-.-)
↓↓
家事は、「情念の織物」でもある。
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【関連記事】これも、初期の人気記事です。最初にコメントをいただいた記事のような気もします。
主婦が美しいファッションは?
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