一週間ほど前、ワイドショーを見ていたら、
ひとつのドラマに出演した美人女優さん十数名が
全員、ひとりの官僚の愛人だったこととか、
若い愛人に永遠の愛を誓いながら
実は結婚していたために、そのことがばれて
激怒した女性に映像をことごとく流出させられたとか、
隣国の「お金持ち官僚の愛人事情」がレポートされていたのですが、
それがもう、あまりにも欲望に正直で、
見ているこちらが圧倒されてしまいました。
地位とお金のある男性と、若くて美しい女性が
キスしたり、抱き合ったりしている写真や映像を見ていると
こんな言葉も浮かびました。
ふたりの権力者が
がっぷり四つに組んでいる。
いやあ、女性にとって「若さ」と「美しさ」は
やっぱり絶大な権力なんだなあと。
無防備な映像から見える男性のメロメロぶりから判断すると、
「傾城傾国の美女」っていうのは、
やっぱりいつの時代も
地球のどこかで、
規模の大小があるにせよ、
永遠に存在するのだろうなあと。
その「若く美しい女性」は、
プライベート映像を撮影している間も
「自分がどのように見えているか」を
しっかりと理解しているように見えました。
容姿に自信があるから当然といえば当然かもしれませんが
外側から常に自分を見ているために冷静。
どんなときも、つねにイケている表情やポーズからわかります。
それに比べて男性は、
どのポーズも表情もまったくもってイケてない。
哀れなほどにイケてない。
中年男性だということもありますが、
これはどうも、外側から自分が見えていないぞ。
自分がどんな顔をしているか、
どんな肉体をしているかが、
どんな表情をしているかがまったく見えていないぞ、と思いました。
ぶっちゃけて言うと
若いピッチピチの肉体にのしかかる自分の
肉体の現実が見えていない感じ。
「外側から自分を見る」ことと、
「世間の目を気にする」は
似ているようでどこか違うんですね。
この「お金持ち官僚さん」たちは、
世間の目には敏感そうだけど、
外から自分を見ていないから
自分の美醜に鈍感です。
イケてる方法も手に入っただろうになあ。
美しさを鑑賞し手に入れることには熱心でも、
自分が美しくあることには興味がない。
多くの女性たちとは真逆の存在の仕方だなー、と思いました。
人は「見られる経験」を経ないとなかなか「自分を外から見られない」のかも。
欲望を完全に満たすには、
対象に埋没することが必要なので、
「外からどのように見えるか」なんて思ってちゃ、
「死ぬまでに一度、これだけはやってみたい!」ということを
実現することは難しいんでしょうかね。
いやあ、それにしても
権謀術数に長けながら無防備、という場面がある。
これは、色恋に限らず
思わぬところで、
人間を待ち受けている気がします。
心に潜む欲望、あなどれんなあ。
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