の巻頭は、
「ジェーン・バーキンの暮らし」
毛先のはねたショートカット
首まわりの開いた、青みがかった色の薄手セーター
よれっとしたワークパンツ
しましまのゆるソックス
色あせたバッシュ
という、ものすごく力の抜けたいでたち。
若いころ、めちゃめちゃキレイだったけど
ああ、よかった。
今もめちゃめちゃカッコいい。
顔にメスを入れる抵抗感から整形を拒否、
またコラーゲン注入・皺取りなどの美容医療も不自然でなじまないと拒否
しているらしく、それも彼女らしいじゃありませんか。
フランスの女優さんのなかには、
自然に老いを受け入れるという
その姿勢そのものが美しい人がいますね。
シャーロット・ランプリングしかり。
ジャンヌ・モローしかり。
(ああ、話が、どこまでも、どこまでも過去へ・・・)
当のご本人が愛用中の
これぞ!「ザ・エルメス・バーキンバッグ」を見ることができます。
あのね。それがね。
ステッカー?がべったりと張り付いていたり、
数珠みたいなものといっしょに
宗像大社のお守りがぶら下がっていたりと
かなり、とっちらかったご様子。
いやあ、さすが、
バーキンはバーキンを
好き放題に、雑に、気兼ねなく使っています。
インタビューでは、これまでの人生や孫とのふれあい、
アウン・サン・スーチー氏の支援運動などについて
ものすごく、い?っぱいしゃべっています。
(スーチーさん支援活動についてのインタビューはこちらでも。音声が出ます。)
とめどなく出てくる生の言葉。
おしゃべりは延々と続きそうでした。
と記事の結びにあるくらいだから、
かなりの「おしゃべりオバサン」と見た。
いいね、いいね。
フランス語で、モレシャンさん風に、
どこまでも、どこまでもしゃべるんだろうなあ。
話は急に変わりますが、
40代向けのファッション誌「STORY」のキーワードのひとつは、
「大人可愛い」。
50代向けのファッション誌「HERS」のキーワードのひとつは、
「ズル可愛い」。
さらにその先があることを
今月号の「HERS」の特集で知りましたよ。
「この先 ============
止まっていたら衰退あるのみ
秋は“ズル可愛ロック”に挑戦!」
ズル可愛ロックーーーーーッ!?
もはや、何がなんだか・・・
私には、わからんです。
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