整形拒否!ジェーン・バーキンの今。

「暮しの手帖 2009年 06月号」
の巻頭は、

「ジェーン・バーキンの暮らし」

毛先のはねたショートカット
首まわりの開いた、青みがかった色の薄手セーター
よれっとしたワークパンツ
しましまのゆるソックス
色あせたバッシュ

という、ものすごく力の抜けたいでたち。

若いころ、めちゃめちゃキレイだったけど

ああ、よかった。

今もめちゃめちゃカッコいい。

顔にメスを入れる抵抗感から整形を拒否、
またコラーゲン注入・皺取りなどの美容医療も不自然でなじまないと拒否

しているらしく、それも彼女らしいじゃありませんか。

フランスの女優さんのなかには、
自然に老いを受け入れるという
その姿勢そのものが美しい人がいますね。
シャーロット・ランプリングしかり。
ジャンヌ・モローしかり。
(ああ、話が、どこまでも、どこまでも過去へ・・・)
そうそう、このインタビューでは
当のご本人が愛用中の
これぞ!「ザ・エルメス・バーキンバッグ」を見ることができます。

あのね。それがね。
ステッカー?がべったりと張り付いていたり、
数珠みたいなものといっしょに
宗像大社のお守りがぶら下がっていたりと
かなり、とっちらかったご様子。

いやあ、さすが、
バーキンはバーキンを
好き放題に、雑に、気兼ねなく使っています。

インタビューでは、これまでの人生や孫とのふれあい、
アウン・サン・スーチー氏の支援運動などについて
ものすごく、い?っぱいしゃべっています。
(スーチーさん支援活動についてのインタビューはこちらでも。音声が出ます。)

とめどなく出てくる生の言葉。
おしゃべりは延々と続きそうでした。


と記事の結びにあるくらいだから、

かなりの「おしゃべりオバサン」と見た。

いいね、いいね。
フランス語で、モレシャンさん風に、
どこまでも、どこまでもしゃべるんだろうなあ。

話は急に変わりますが、

40代向けのファッション誌「STORY」のキーワードのひとつは、

「大人可愛い」。

50代向けのファッション誌「HERS」のキーワードのひとつは、

「ズル可愛い」。

さらにその先があることを
今月号の「HERS」の特集で知りましたよ。

「この先 ============
止まっていたら衰退あるのみ
秋は“ズル可愛ロック”に挑戦!」

ズル可愛ロックーーーーーッ!?

もはや、何がなんだか・・・

私には、わからんです。


【関連記事】
5歳上のファッション誌を読むべし



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コメント

No title

また来ちゃいました^^

大人可愛い・・・可愛いもの大好きです!
いや!自分が可愛くなくなるのと反比例して好きになっていきました。
ついつい買ってしまうけれど、うちに帰って冷静に見れば「似あわねー!!」

最近、思うのは年を重ねれば重ねるほど、どう生きてきたかが表れてくるのかなということ。
心を磨かないといけませんね^^

  • 2009/07/19 (Sun) 20:41
  • purisira #-
  • URL
No title

毎日更新すばらしいですね。
見習わなければ・・・

40代になっても50代になっても「カワイイ」から抜け切れない、止められない日本の女性。ってつくづく思う今日この頃。
「カワイイ」を気持ち悪い若作り指向じゃなくて、うまい具合に上品に消化させられたらすばらしいですね。(過去に一人だけ、そんな中年女性に会っています)。
「カワイイ」のは小物とかインテリアとか趣味にとどめておいた方が無難な気がしますわ。

ジェーン・バーキンのインタビュー、わたしも読みました。
素敵な老け方してるなーって思いました。

  • 2009/07/20 (Mon) 07:35
  • イシコロ #-
  • URL
Re: No title

★purisira様

いらっしゃいませ♪ありがとうございます!

似合わなくなる感じって、ほんと、不思議ですよね。
そんなに体型が変わってなくても、
明らかに似合わなくなってるものが出てくるでしょう。

私の場合は、ストンとした系のワンピース。
あれよ、あれよ、と似合わなくなりましたわ(笑)。

そうなんですよね。心を磨かなくちゃね。
でも、それが難しい~!

最近は、寛容性というか、
他人とかに対する開いた心というか、
そんな心のあり方が「きれいな顔」につながるなあと思ったりしています。

またぜひいらしてくださいね(^.^)お待ちしています。

  • 2009/07/20 (Mon) 08:27
  • Carina #-
  • URL
Re: No title

★イシコロさん

うわ、コメント、ありがとうございます!
毎日、更新。ねえ、いつまで続くことか。すでにヤバイです。

> 「カワイイ」を気持ち悪い若作り指向じゃなくて、うまい具合に上品に消化させられたらすばらしいですね。(過去に一人だけ、そんな中年女性に会っています)。

ああ、本当にそうですね。
そこがポイントだけど、難しいですよね。元からのルックスにも、センスにも左右されるし。

「STORY]では、「年下の男性に街でお茶に誘われる」、
つまりはナンパされるオンナでありたいみたいなことも書かれていて、
これはちょっと罪だなあ、と思いましたよ。

誌面のモデルさんなら、それは十分ありえるだろうけど、
40代女性の「もてたい」という欲望を刺激して、
そこから生まれるファッションってどうだろう?
ヤバイ(悪い意味で)結果になる人が多いんじゃないだろうか。

ジェーン・バーキン。カッコいいですよね。
62歳であの服装が似合うって、いいなあ。
清潔感あるし。。。

またお邪魔しますね♪

  • 2009/07/20 (Mon) 08:34
  • Carina #-
  • URL

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