うちの娘は16歳なので
彼女にとって16年といえば
これまでの人生すべての時間です。
赤ん坊から高校生になったのですから
入学と卒業を繰り返しながら異なる課題の与えられる
変化にとんだ年月だったと思います。
52歳のわたしのなかには、
すでに「16年」という月日が
3回も含まれているので
「16年」がどんなものか
高2の娘よりはちょっとわかると思うのです。
16歳では、わからなかった16年の量感。
その倍の32歳でも、わからなかった16年の量感。
32歳は確かに大人の年なんですが、
わたしの親もまだかろうじて元気だったし、
娘も生まれていなかったし、
そんなこんなで「16年」の量感を
振り返って計るということはしなかったし、
あんまりピンとこなかったんですよねー。
娘が生まれてからの16年の間に
元気だった父親は亡くなり、
母は存命ですが認知症が進み、
独身の姉は教師を退職して悠々自適生活に入り、
わたしの夫は会社をやめて独立し、
ちいさな山あり深い谷ありの暮らしが始まり、
わたしはフリーで仕事をはじめ、
ブログもはじめました。
36歳が52歳になりました。
16年って、すごいな。
と思います。
生まれた命が、ほぼ大人になるだけの時間。
元気だった命が、衰えて消えてしまう時間。
16年とは、心してつきあわないといかんぞと思います。
激変、すると思っておいたほうがいいぞ、と思います。
これから16年後、わたしは68歳になっています。
すごかろう。その変化たるや、なかなかのものであろうと思いますし、
その次の16年は、さらに、すごかろうと思います。
すごかろうと思うけれど、
生きているならば、早かろう、
いままで以上に早かろう、光陰矢のごとしであろうと思います。
日本は変わった、人の心は変わったというけれど、
ふとした瞬間に感じる空気は、子どものころに感じた
年末のものとあまり変わりません。
冷たくて、曇っていて、少し沈んでいて、気忙しくて
くすんだ色の服を着た大人たちが
目的の場所へ急いだり、うつむきながら家路についたりしている。
つかまえなければいけません。
この時期の、このまちの、このひとの、この瞬間の、この感覚。
この会話。この習慣。
つかまえて
あじわって
いつくしんで
のみこまなければ。
16年なんて一瞬なのだから!
ブログをはじめて6年め(あ、ここも6の数字)となり、
「こんな記事を書いていていいのかいな」と思うことも多い1年でした。
変化の多い毎日を送っているわけでないので
身のまわりのちょっとしたことを書き続けるだけですが、
ま、いつか、また、面白くなるときもくるだろうし、
それだって書き続けていないとないわけだから続けるべか、
ぐらいに考えています。
いつも読んでくださってありがとう。
心から感謝しています。
大晦日からお正月にかけては
長崎に帰り母や姉と過ごします。
つかまえて
あじわって
いつくしんで
のみこんできます。
そして、また帰ってきます。
来年もまた、あれこれ小さなことをやりとりしましょうね。
よい年をお迎えください。
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そうか、最初の思いはこれだったんだなあ。
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