おばさん化だけでも手に余るのに「おじさん化」しちゃう理不尽。

 

「もう、若づくりはしない!」とか

「髪質的にロングはムリかな」とか

自分の年齢を冷静に受けとめ、

勇気をもってイメチェンした

その先に待っていたのが、

「あれ?わたし、ちょっとおじさんになってないかい?」

という思いもしなかった現実、

という理不尽。

 

 

おばさんになる、という現実を受け入れるだけでも

それなりにがんばったのに、

おじさん問題とも向きあわなければならないなんて、

なんか、おかしい。腑に落ちない。

 

 

雑誌やテレビで見る芸能人のように

カッコいいショートカットの凛とした女性になるはずが

おっさんかよ、的な理不尽。

 

 

もちろん、そうでない人もたくさんいるでしょうけど、

わたしは髪を短くしてから、

何度か、その危機を感じたことがありますよ。

(脱しているかどうかは不明ですけどね)

 

 

これまでで一番、おじさん化したのは、

クーポンをもって初めての美容室に行ったときでした。

 

 

写真をもっていったにもかかわらず、

「後ろは何センチ切りますか」と

はじめて「センチメートル」であっけらかんと尋ねられ、

「い、いや、な、何センチっていうか…」とまごまごしていたら

見事、「おじさん型ショートヘア」に仕立て上げられた経験があります。

そうか、世の中には「おじさん型ショートヘア」にしたいと考える人がいて、

そのように仕上げるプロがいるんだと学んだ瞬間でした。

 

 

まちを歩く女性たちを見ても

 

 

●オシャレ的観点から試行錯誤、取捨選択を重ねた結果、

りりしく仕上がり「おじさん」っぽくなった

オシャレ系おじさん風おばさんと

 

●考えないわけじゃないけど、なんとなく髪を短くして

着やすいものを着ていたら「おじさん」っぽくなった

無作為系おじさん風おばさん

 

がいますよね。

 

 

スカート着用率が減り、パンツが増えたこと

それによってジャケットが増えたこと。

つまりは全体的にカジュアルファッションの男装化が進んだことと、

 

若い人たちに比べて

生足露出やレースなどのデコ要素、髪の盛り要素が少ないので

「ちっちゃなおじさん」化しやすいんです。
(ボディラインという問題もある)

 

 

その現実に抗うために、

色のきれいな服やストールなどの小物による

「フェミニン要素」の投入、ということになるのですが、

あれなんですよねー。

そんなにたくさん小物を持っているわけでもないし、

キレイな色の服をもっているわけでもないので

「フェミニン要素」のバリエーション不足、という事態も起こるわけです。

 

 

 

フェミニン要素の「入れきりスズメ化」。

(私限定ケース?)

 


 

そんなこんなで、いろいろうまくいかないわけですが、


 

クロワッサンの最新号を読んでいたら、

「アンアン」や「オリーブ」でスタイリストとして活躍されていた、

よしもとゆみさんが登場していました。




     hesse_convert_20140314165442.jpg
      ↑よしもとさんが崇めるファッションリーダーの一人。
      おじさんはおじさんでも、ヘルマン・ヘッセ。


そして、

 

 

(ずっとおじさんスタイルが好きでやってきたけれども)

一歩間違えると

「おしゃれに構わなくなりおじさん化したおばさん」の格好に通じるので

細心の注意が必要になる。

Tシャツやシャツにチノパンの組み合わせがいちばん危なく、

そこで「素材」がものを言うのだ。

一家言ある素材であればすべては「スタイル」に昇華でき、

あくまで「おじさんスタイルを楽しむおばさん」で

いられるのである。

 

と語っておられるではありませんか。

 

 

ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいよ。頭を整理、整理。

 

 

ケース① よしもとさんは「おじさんスタイル」がもともと好きだったけど

細心の注意が必要だといっている。

 

ケース② さっきわたしが書いた2種類の「おじさん系おばさん」は

もともとは「おじさんスタイル」が好きじゃないのに

おじさん化するから注意が必要だ。

 

 

ってことは、

 

 

どっちからいっても、

最新の注意が必要ってこと?

 

 

むむー。

おじさん問題、どこまでもついてくるなあ。



しかも、キーワードは、やはり「素材」って・・・。

 

 

いまの世の中。

服だって、家具だって、マグロだって、

いい素材ってのが一番、手に入れるのが難しいんだよねえ。


自分という素材の鮮度も下がるわけだし(笑)


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コメント

そうか~!

だから、
おじさん化の中和のために、
オシャレ系おじさん風おばさんは、
ボブにするだな!

大橋歩さん
よしもとゆみさん
中野翠さん
土器典美さん

ジャック・タチをこよなく愛していそうな、
この4人を四天王とお呼びしたいと思います。
他にもいらっしゃるのでしょうが、今ちょっと浮かばない^^;

ただですね~
行きつけの美容師さんがおっしゃっておられたのですが、
おばさん、加齢とともに、髪がやせ、ボリュームが落ちるので、
年を重ねてからボブにできるというのは、
女としてかなり恵まれた条件だそうで、
それがかなわないと、なんとかしようとするあまり、
「団地ともお」のお母さんみたいなパーマをかけちゃったりする(笑)

calinaさん
ってなわけで、おじさんになっても
やっぱり「髪は女の命」、
メンテすべきは服の素材と髪質なのかもしれませんです。

マーガレット・ハウエルが好きな私は
ややもするとオジサン化まっしぐらなので、
気をつけたいと思いますっ!

  • 2014/03/14 (Fri) 18:47
  • mariagarance #-
  • URL

はい!おじさんに見えないようにスカートを愛用してます(^w^)
ウエストゴムのスカートですが…

素材のいい服=高い=買えない
結局そこにいっちゃうとなんだかなぁ・・・
ユニクロじゃダメですか〜と、やさぐれます(>_<)

  • 2014/03/15 (Sat) 00:42
  • Tomi* #w7E8CPEA
  • URL
吉本由美さん

いつも楽しく拝読しとおります。
さて、よしもとゆみさんて吉本由美さんですよね(作詞家エッセイストの吉元由美さんでは無く)
たしか若い時には大橋歩さんのアシスタントもされてたと思いますが、数年前だったかな『格好良く歳をとりたい』という本を出されてて、シンプルでマニッシュな服装がお好きそうな印象を受けましたが、マニッシュが“リアルおじさん”と化す危険性もあるのですね!その境界線がセンスによってどちらへ転がるか?
難易度高いセンスが問われるところですね~。

  • 2014/03/15 (Sat) 20:49
  • 牛芋 #-
  • URL

10年来のパンツスタイル&メガネです。女性要素を増やすときは、目元が優しく明るく見えるフレームのメガネに変えます。フェミニンと言うほどではありませんが。

  • 2014/03/15 (Sat) 21:10
  • okosama #-
  • URL

こんにちは♪
どなたの発言だか忘れましたが、前に読んだ言葉で
「この歳になると、架空の女らしさが必要になってくる」というのが、とてもぴったりきます。
つまり女装って事なんですね~。
でも、赤ちゃんだって、だいたいピンク着てれば女の子に見えますしね
楽しくちょっと女装して、世間の皆さんを悩ませないようにしたいと思います☆

ショートヘアって難しいですよね~~
私は輪郭が悪いので額縁が必要です・・・。

  • 2014/03/19 (Wed) 18:43
  • asa #-
  • URL
おじさんかおばさんか分からん

ほんとに最近ノーメイクでショートカットのかまわない自分が情けなくなりました(55才です、閉経してます)なぜなら鏡の中の人がおじさんに見えるからです。
スカート買いました、髪も伸ばし始めました(くせ毛なのですぐに切りたくなっていたけど)せめておばさんかおばあさんでいいからと思います☺

  • 2015/07/05 (Sun) 19:23
  • タエコ #-
  • URL

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