以前の記事で美術館に行ったら
日傘を預けるように言われ、
預けたまんま忘れて帰って
着払いで送ってもらったことを書きました。
で。今週の日曜日は、
京都市美術館の「バルテュス展」に行ったんですよ。
久しぶりに高3の娘を連れて。

電車で向かう途中に
ツイッターで「今日は日傘を忘れないようにね!」と
ある方に忠告してもらい、
「はっ!そうだった!日傘、また持ってきてるよ。
ああ、でも言ってもらって助かった~。
持つべきものは友だちだなあ」と感謝し、
隣に座って音楽を聞いてボーっとしている娘に
「美術館に傘は持ち込めないから、
かあさんは、預けるからね。
そのこと覚えておくように」と告げると、
娘は、片耳だけイヤホンをはずして
頭で拍子をとりながら、
あごを突きだすようにして
コクコクとうなずきました。
美術館に着きました。
平安神宮の参道の鳥居が華やかです。
入口の前にある鍵つきの傘立てを見て
「傘、ここで預けたら」と娘がそっけなく言うので、
「あー、そうだ、そうだ。はい、いま、預けました!
鍵はポケットに入れました!これで大丈夫!」と言うと
娘も「大丈夫」とばかりに
イヤホンをカバンにしまいながら分別くさくうなずくので、
後顧の憂いなく、意気揚々と美術館に入ったのです。
鑑賞後。
オ・タン・ペルデュというカフェのテラスで
通りを見ながら欧米人のように食事をしました。
バルテュスを見た後だし、
おしゃれなカフェだし、
隣で外人さんがipadいじってるし、
都会で生きる知的な人の気分。
雨がポツポツと降ってきました。
大丈夫。外だけど、庇が深いから。
ザーザー。
ザーザー。
ザーザー。
びしょ濡れになって駆けぬける人々。
大急ぎでメニューを片付けるカフェの人々。
まわりがあっちへ行ったり、こっちへ行ったり騒然とするなか、
しまいわすれた内裏様とお雛様みたいに行儀よく並んで
通りを見て座る二人づれ(わたしたち)。
「傘、忘れた」
「あ」
「ザーザー降りやし、しかも」
「かあさんのあれ、日傘やろ?」
「いや、晴雨兼用」
「雨もいけるってこと?」
「うん」
「ここでご飯食べてよかったなーーー。
あのまま帰ってたら、また送ってもらうことになってたよ」
「まあね」
と言いながら、
つくづく自分はバカかもしれないと思いました。
ブログに書くことによって
記憶の定着を図り、
ツイッターでもアドバイスをもらい、
娘にも頼んで保険をかけ、
「鍵はポケット」と声に出すことで
さらなる記憶の定着を図ったにもかかわらず
このありさま。
しかも、ザーザー。
人間って年とともに成長するなんてウソ。
あ。バルテュス展はグッズにあまりほしいものがなかったけど
展覧会はよかったです。
奥さんの節子さん、たくさん著作があるんですねえー。
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