「美しさ」を求める気持ちは、
「庇護欲」と関係あるんじゃなかろうか、
と最近、思うようになりました。
庇護されたい欲求。
庇護したい欲求。
そのどっちも。
「きれいになりたい」
「きれいでありたい」
「(自分の近しい人に)きれいであってほしい」
そういう「美しさ」をめぐる思いは、
「何、いつまでも外見にとわわれてんのよ!」などと
軽く片づけられる問題じゃなくて
もっと深い、「庇護」という「いのちの根っこ」に
関係している気がするんです。
というのも、
最近、仕事ばっかりしていたこともあるんですが、
ああ。温まりたいよう。
と心底、思う瞬間が何度かあったから。
この「温まりたいよう」には、
もちろん寒いから、
温かい部屋に早く帰りたい、
温かい食べ物をお腹いっぱい食べたい、
温かい関係のなかでホッとしたい、
という気持ちも多量に含まれているんですが、
さらにですね。
昔、親がしてくれたみたいに
「いい子、いい子されたい」
「よし、よしされたい!」
という「庇護されたい欲」の発動でもあるんです。
いや、親じゃなくてもいい。
恋する自分になって
恋してくれる彼氏に
「よし、よし」されたい欲求でもある!
で、そういう理想の「庇護像」を思い描くとき、
自分の容姿が「庇護され像」から遠のいているなあと思い、
自分のまわりの人物たちも
自分の「庇護されたい像」からずれているなあと思う。
そこにある絵が、なんか、こう、ズレてる。
これは勝手な推測ですけど、
夕方の満員電車の座席に疲れた顔して座っている
同年齢の男性諸氏および女性諸氏も、
きっとみんな程度の差や自覚の有無はあれども
「よしよしされたい」思いを秘めているんだと思う。
ああ。みんな「温かい場所」がほしいんだ。
って勝手にひとりで思って「仮想連帯」している。
幼いころの記憶に刻み込まれているからね。「よし、よし」は。
満たされていたにしろ、
渇望していたにしろ。
庇護されたい気持ちって
美しさの希求よね。
ファッション誌は、だから、「叫び」なんだ。
★ビューティ&ファッション連載「今日のこていれ 第二弾」!
多くの方に読んでいただいて驚いています。今日のテーマは…。
いつもモノトーンの服ばかり。色の幅を広げるには?
【関連記事】これも「庇護欲」なのかもしれない…と思います。
欲望に埋没すると、人はイケてなくなるのか?!
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