アイドルも、
ロックミュージシャンも
フツーは20代まで、
長くても40歳ぐらいまでと
多くの人たちが思っていたけど、
いくつになっても
ずっとアイドル、ずっとロックな人が
増えています。
アイドルや
ロックミュージシャンが
「若いときだけ」の仕事と思われていたとき、
その先には、「本格派」などが想定されていたんですかね。
アイドル→本格派→大御所
みたいな感じ?
いまは、
アイドルのまま大御所が可能
な時代になりました。
「若いときだけ」の年齢制限をとっぱらい、
(成功するかしないかは別として)
「そのまんま」でいる。
女性のファッションにも
同じ傾向がありませんか。
安くてもカワイイ服→いろいろ体験する→上質な服を着る
(アイドル) (脱アイドル) (本格派)
という流れがファッション誌などで提唱され続けましたが、
高度成長期が終わり、
長引く不景気や格差社会の影響を大きく受け、
「そのまんま」でいる人が増えている。
趣味だって
わたしもそうだけど、
若いころとあんまり変わっていないもんね。
大槻ケンヂ氏の
「40代 職業・ロックミュージシャン」という
タイトルからして
味わい深い対談本があるんです。
そのなかで「大人に過酷なライブハウス事情」について
語られているところが
もう、グッときてたまりません。
ここでいう「大人」は
観客としての大人じゃないですよ。
出演者としての大人です。
●どんなに狭くても汚くてもトイレだけはつけていただきたい!
●トイレがひとつしかなくて観客とバッティングする!
●楽屋がただの階段はやめてほしい!
とか、もう!
みなさんも行ったことのあるライブハウスを思い浮かべると、
「ああ、あそこもそう!」
「ここもそうだ!」って思い当たるんじゃないでしょうか。
さらに、ちょっとだけ引用しますね。
大槻:だからね。これは、30代以降のミュージシャンが
みんなでデモをしなきゃいけないんじゃないかと。
いまは昔より30代以降でライブハウスツアーをしている
大人のミュージシャンが多いし、
ぜひわれわれで「ライブハウス法」っていうのを作りましょうよ!
鈴木・マエカワ:ぜひ!
いいなーーーー、この会話。
あたりまえのことですが、
ライブハウスは
出演者にとっても
「若いときだけ」のものじゃなくなっているのです。
「ずっとライブハウス」のミュージシャンもあり。
「ライブハウス→武道館→アルバイト→ライブハウス」もあり。
「ライブハウス→東京ドーム→引退→家業を継ぐ→ライブハウス」もあり。
その間に子育て、依存症克服などなど、
いろーーーんなことがはさまっている。
大人の時代って
そういうことなんですね。
通り一遍の「成熟」や「完成」なんて
幻想なんです。
大人がいるべきじゃないとされてきた場所に
大人がどんどん増え、
いろんな人生が持ち込まれ、、
その場所が、あらゆる世代にとって
快適になるといいなあ!
とわたしは、思います。
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そのエンディングがちょっとした祭りになってます。
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