考えるのをやめる。
この「やめる」が
いいと思います。
明るく考えるようにする。
考え方を変える。
ほかのことを考える。
などなど思考法を変えるアドバイスがありますけど、
ダメダメ。手ぬるい、手ぬるい。
だって「考える」ことに変わりはないんだもん。
「考える」なんていっても、
自由に発想を広げる方向にいくことなんて
万に一つもなく、
いつものように始まって
いつもような道をたどって
いつものように行き止まりの前で
あああ、ってため息ついたり、
情けなくなったり、
苦しくなったりすることばかり。
それならば、
悩みそうになったならば、
考えるのをやめる!
やめる、っていうのがいい。
ストップ・ザ・思考。
「断思惟」(だんしい)と名づけるのはどうですか?
・・・というようなことを、
エクラ6月号に載っている
横森理香さんと香山リカさんの対談
「エクラ世代のクライシスを考える」を
読んで改めて思ったのです。
横森さんが、そのようなことを
語っておられるんですよ。
もっと穏やかに。
(もちろん断思惟なんてバカな言葉は
使っておられません)
エクラ世代っていくつぐらいなのかな?って思ったら、
40代後半から50代前半のことでした。
頭痛信号をうっすらと感じる段階で
頭痛薬を飲まなければならないように、
「あ。わたし、どうしよ」・・・と
うっすら思考モード信号を感じたときに、
考えるのをやめる!スパッ!
そしてね、「現実逃避をしよう」と
横森さんはおっしゃっているんですが、
わたしは、ここのところも
もっともっと強く推し進めたいと思いました。
現実逃避という言葉を使うと、
「本筋じゃない」感がどうしてもついて回る。
「考えるべきことはほかにあるんじゃないか」となり、
「それってなんだったかな」となり、
「そうそう…」
となり、またいつもの
「鬱々とした停滞の水路」に戻ーーーる!!
現実逃避じゃなく、
新しい水路づくりだ。
未来をひらく運河建設と言ってもいい。壮大。
フロンティア感、増す。
なんでもいいですよねーー。
まあ、できれば好きなこと
(ドラマでもアイドルでもマンガでも
手芸でも園芸でも料理でも
恋愛でも旅行でも
人によっては勉強や仕事でも)、
新しい運河をつくって
そっち側に流れをつくろう!
その水路の水がかれたら、
また別の水路をつくってもいいですよね。
明るく生きるってそういうことかも、と思います。
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