「(閉経しても)別にいいっちゃあ、いいんですけどね」と
淡白を装ったものの、
その日は、ホルモン剤を処方してもらって帰路につきました。
「ともかく、今の生理をちゃんと止めて、
それから考えましょうよ」
という先生の指示に従ったわけです。
ホルモン補充療法、デビュー!
いや、あのね。
ここで具体的な薬剤名を書いてこそのブログだと
重々承知しているんだけども、
1年も前のことで、すでに処方箋を紛失・・・。
役立たずなことで、まことに申し訳ない。
つ、続けてよい??
ひとまわり上の姉については、
以前にも書きましたが、
その姉は、
50代に入ったころ、
めまい
ふらつき
しびれ
肩こり
など、かなり典型的な更年期障害に苦しんだ経験あり。
なんせマジメな人なんで
さまざまな病院に通い、
ホルモン療法にもチャレンジしました。
その姉が電話口で、勢いよく
「ホルモン療法、私には効かなかったから、
やめちゃったけど、でもね、確かにね、
肌はツルツルになるよ!」
「そのころなんか、学校(姉の勤務先)で
『なんか最近、肌がキレイ?』
って、いろんな人に言われたもん。
乳がんのリスクが高まるっていうけどさ、
上手にコントロールすればいいんだから、
ずっと、続けてみたら?
アンチエイジングになるよ!」
なに?!?
アンチエイジング?!?
こんなところで
こんなカタチで
めぐり合うとは!
アンチエイジングの具体策に!
思いもしないところに
運命の相手との
出会いが待っているというけれど、
思いもしないところで
アンチエイジングという
夢の相手と出会えるなんて。
知識として知らないわけではなかったけども、
自分から求めて手に入れたわけではないだけに、
めっけもの感、強し。
運命の出会い感、強し。
そしてその日から、
ホルモン剤を服用してみたのだけど
期間はわずか2週間ほど。
個人差はあるようだけど、
私はちょっと、つわりのような気分の悪さを体験。
短期間なせいもあるだろうが、
期待したほどの
アンチエイジング感もなし。
レディスクリニックの先生は、
その後、
漢方薬とかアロマとかの
東洋医学ならびに代替医学的な
提案はこれといってなく、
「まあ、もちょっと、様子見て、
また悪いようなら
なんか考えようかあ」
とまるで近所のおじさんのような鷹揚なお答え。
それ以来、放置。
目下の生理は、たとえるなら
子どもの下手のカスタネットみたいな感じでしょうか。
タンタン タ タンタタ タタタタタ
みたいな前衛音楽的リズム。