わたしと姉は12歳離れていて
姉は、いわゆる団塊の世代です。
「クリスマスケーキといっしょで
24歳までが適齢期。
25歳からは売れ残りって言われた世代よ!」
ふだんは、シングルライフを楽しんでいるものの、
ときどき、全世界を呪うような恐ろしい顔をして
当時の「嫁に行けプレッシャー」のものすごさを語ります。
でも、確かに、そうだったんだろうなーと思いますね。
70年代の歌謡曲を、いま、聞いたらすごいもんな。
「若さゆえ~」とか
「若い日が終わり~」とか
「若き心を燃やした~」とか
歌っている人も歌のなかの登場人物もどう考えても若者なのに、
「若い日々」を「若いうちから」「若き日の思い出」に
変えよう、変えよう、忘れてしまおう、しまおうとしていて、
いったい「あなた、どんな事情があるんですか?」
「そのあと、何して暮らすんですか?」
「人生、それからが長いよーーー」と
こんこんと諭してあげたくなりますもん。
ああ、でも、思えば、
「腰掛け」「花嫁修業」「家事手伝い」といった言葉が
ふつうに使われていましたもんねー。
そんな時代だったんですねー。
「早く落ち着く」ことが暗黙の了解だった時代。
アリコでしたっけ。
息子や娘が、親に
医療保険を噛んで含めるようにやたらと丁寧に勧めるコマーシャル。
確か、最近も50代の女性が
子育て中の娘さんに「五十何歳のお母さんなら、毎月の保険料は…」
と教えてもらっていますけど、
あの「母娘像」に当てはまる人って
どれぐらいいるんでしょうか。
もちろん、大勢、いるだろうけど、
わたしの同級生を見回すと、
子どもが小中学生の人もいれば、
孫が小学生の人もいる。
ウェブマガジン「どうする?Over40」のメンバー内でも、
じじょくみさんは、今年、結婚したし、
Cometさんは、来年、専門学校を卒業予定です。
あれーー。
40代後半から50代女性の人生って
いろいろだなーーが実感。
妻になる人、
祖母になる人、
学生になる人、
社会人になる人、
仕事を変える人、
仕事を辞める人・・・
いや、もっともっと
いろいろ、いろいろ、いろいろ、いろいろ、いるでしょう。
百花繚乱、と言いたい。
だからどうってことじゃないんですけどね。
このバリエーションは、
10代、20代ではなかったなーと思って。
20代の女性が友だち同士で
「まあ、あなた学校に通っているの?
わたしは、今年、孫が生まれたのよ!」
なんて会話をかわすのは、ありえないじゃないですか。
それが、できる。
フツーにできる。
おもしろい年代ですよねー。
わたしも「いろんな」のひとり。
小さいけど、生きている一人。
バリエーションの豊かさ、よろこびたいです。
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