10月はわたくし、トイレのリフォーム月間だったんですけど、
いろいろと面白いことばかりでした。
便器と床の張替えだけプロにお願いして
壁は自分で塗ることにしていたんですが、
リフォーム屋さんの担当(20代男性)は
面白がってくれたものの、
同行の上司(40代女性)が、
いろいろ細かく忠告してくださるんです。
そして、ちょっと怖いんですよ。
(1)壁の上下で色を分けようと思っている点については
「壁のどれか一面だけ色を変えるべき。天井の色は、変えないほうがいい」
(2)床はクリームの単色にしようと思っている点については、
「それでは寂しい。ブルーの入った花柄にして
少し華やかにしたほうがいい」
(3)タンクの後ろも塗ることについては
「無理。ローラーが入らない。
塗り残しができて必ず汚くなる」
(実際にはローラーは入り、簡単に塗れた)
(4)壁紙の上からペンキを塗ることについては
「本当ははがすべき。
でも、はがすと大変。
何のために職人は技を磨くと思っているのか?」
きっぱり。ハキハキ。
どの説も、ごもっとも。
おっしゃりたいことを煎じ詰めると
「素人は手を出すな」です。
身のほど知らずで頼りない人間が
さあやってみようと、実際に動き出したとき、
先回りして「やめとけ」「こうしろ」という人のことばって
いつも説得力があって正しいですよねえ。
そういう言葉は何も、
家族や仲間など親しい人だけから発せられるわけでなく、
さまざまな業者さんや、
医療や福祉の専門家の口から出ることもあります。
プロとしての責任感も含まれるから、
聞き流すこともできず、
判断に迷うところです。
家族や友人の場合は、
「心配」も含まれるし。
その言葉にしたがったほうが
万事、丸くおさまる場合も多い。
でも、でも。
この胸の、この感じ、なに?
この胸の、この、ちょっと窮屈な感じ、なに?
なにかを奪われたような
この感じ、なに?
それは、当事者なのに
決断させてもらえない不自由さじゃないか!?
この「胸の感じ」にふたをして
つもりつもっていくと、
「おまかせゆえの不安」が
ムクムクとふくらんでいくのです。
もし反対の立場だったら?と考えてみましたが、
どれだけできるかわかんないけど、
できることをいっしょに考える人でありたいと思うし、
無理そうなら、代案を出せる人でありたいぞ。
「理解」をすっとばして
「正しさ」で説得するのでなく、
理解しようと努力してみて
できるだけの案を出す。
そういう人にわたしはなりたい!
トイレは、結局、自分がやりたいようにやりました。
そのおかげでクリーム色と青の境目が
案の定、惜しいことになっていますが
あの怖い女性上司は来ないからへっちゃらです(笑)。

「これ、買った」で紹介したフォルダー、つけました。値段のわりにいい質感です。

天井だってブルーに塗ってやったですよ。
(写真が暗いですね。真ん中の写真が一番、リアルな色目です)

雑なところもあるけど
おおむね、満足。
自分でやってみてよかった!!
ペンキはここで買いました。3000色以上あるし、知識豊富なスタッフが「デキること」を一緒に考えてくれるし、おススメです♪
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