雨ばかりが降り続き、
もはや足早に走り去ろうとしています。
チャンスは前髪をつかめ。
夏の恋は海辺でつかめ。
というわけで、夏といえば海です。
もしくはプールです。
かくいう私も今年はまだですが、
毎年、なんらかの場所で泳いできましたよ。
しかし、水着は古い。
ヒジョーに古い。
今や死後となった、やや「ハイレグ」
カラーは、黒。
う?ん。
もはや、まったく水着売場で見かけない旧型モデルですな。
ダサい。これ以上ないほどダサい。
(ぐっと小声で)
ところで、
ちょっとお伺いしますが、
皆さんは、どんな水着をお持ち?
「夏の海に開放感とやらは一切、求めません。
もっぱら紫外線カットのみを追求しています」
という肌の露出を最低限に抑えた
ダイビングスーツ的水着派か。
「え?私?子どもを連れて海には来ていますが
このTシャツと短パンを脱ぐ気はまったくありませんよ。
私にとって海は泳ぐところじゃなくて
浸かるところですから」
というTシャツ&短パン&ツバ広帽子の3点セット派か。
「はい、これで毎日、ジムのプールで泳いでいるんでね。
その延長線上ですよ。
もう、この年になって、ビキニとかねえ。恥ずかしくて」
というスポーツジム水着派か。
そんな同年齢の方々を多くお見受けしますね。
いや、たしかに
水着から出た腿の部分は、
必ずやプルプルするし、
二の腕も多少はプルプルするし、
まあ、そのほかにも
いろいろプルプル、ブヨブヨ、プルンプルン
と
夏の涼菓・ゼリーのような
微細な振動を身体の各所が行うわけですが、
どうでしょうね。
海はビキニ。
いくつになってもビキニ。
というようなカルチャーを、
私たちニュー40代が
みんなで一斉に行動することによって
この日本に定着させるというのは。
タンキニだって
ホルダービキニだって
どんと来い。
花柄だって
ドット柄だって
任せなさい。

欧米の巨漢とお呼びしたい老齢の女性たちが、
堂々と、ときにはトップレスにすらして
ビーチで寛ぐ姿こそが
私たちが見習うべきモデルです。
夏は、すべての年代に等しなみに訪れる。
そして
この夏は、すべての人間に一度しか来ないのです。
さあ、ビキニでビーチへ。
私もやってみる!
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