これは、長年の習慣なんですが、
仕事でも、ショッピングでも、友だちからの誘いでも
なんでも、どんなときでも、
自分は、あまり乗り気じゃないのに、
もしくは乗り気かどうか熟慮する暇もなく、
強く勧められて断りにくくなったときは、
頭の中で
「いま、イエスと言って、
帰るときに憂うつにならないか。大丈夫か。
この瞬間、ノーという言いづらさをとるか、
帰り道の憂うつをとるか、どっちにする?」
と自分に問いかけます。
もちろん、みなさん、それぞれ自問自答しながら
イエスと言ったり、ノーと言ったりするのでしょうが、
わたしには、この問いかけが一番効果的なんです。
この問いかけは、
選択の正しさや意味を考えるのでなく
「その直後の自分自身の気分」だけに
焦点を絞っているのがポイント
で、それだけに大きな力を発揮してくれるんです。
「あ。帰り道、憂うつになる!」と
すでに暗雲のようなものが
胸に広がるのを感じたら、
「すみません!」と失礼がないように
しかし、何としてでも断ります。
もう、「断る」と方針は決まっているので
わたしのように「いい人ぶりたい人間」でも
揺れることはありません。
正しいかどうか、似合うかどうか、将来性があるかなんてどうでもいい。
後で「憂うつになりたくない」ことだけが
判断基準なので結論は出ています。
わたしにとって
何がイヤって
「帰り道の憂うつ」や
「電話を切った後の憂うつ」ほど、
イヤなものはないからです。
こうやって断ったことで後悔した記憶はないし、
帰り道は、ほとんどの場合、すがすがしく
心の底からホッとしています。
「ときめき」が「何を捨てるか」を教えてくれるように、
「帰り道のすがすがしさ」が
断るという決断を後押ししてくれるんじゃないかな。
気分の鳴らす警鐘は、
どんなものより頼りになる。
年とともにそう思うようになりました。
わたし同様、「断り下手」な方がいたら、おすすめですよ。
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